コスパ抜群!スマートウォッチ シャオミ Redmi Watch 4 使用レビュー
スマートウォッチを購入しようとしたとき、選択肢の多さに戸惑ったことはありませんか?
最近では多機能なモデルから、シンプルで手頃な価格のものまで幅広く揃っており、どれが自分にぴったりなのか迷う方も多いはずです。
特に「コスパ重視」で選びたい方にとって、機能と価格のバランスは重要なポイント。
そんな中、注目されているのが「Xiaomi シャオミ スマートウォッチ Redmi Watch 4 」です。
今回は、筆者が実際に購入して1か月使ってわかったその魅力を詳しくご紹介します。
Redmi Watch 4 購入した理由
筆者は今まで、Apple Watch NIKEモデルを使用して約4年経過しました。
最近バッテリーの持ちが悪くなり、毎日充電しても夕方には電源が切れてしまうという状況に。
毎日の充電が手間に感じるようになり、ついには充電自体ができなくなってしまいました。
Apple Watchのバッテリー寿命が2~3年ということなので仕方ないのかもしれません。
バッテリー交換も考えたのですが、15,800円程かかるようで断念しました。
Apple Watchが使用できない不便さから、次にどんなスマートウォッチを選ぶべきか悩んでいました。
そんな中、目に留まったのがXiaomiのスマートウォッチ Redmi Watch 4。
特に「バッテリーの持ちが良く、価格も手頃」という点が、私の心を引きつけました。
スマートウォッチに求めるのは、通知やフィットネス機能などの基本的な機能に加え、頻繁に充電する手間から解放されること。
Apple Watchで感じていた充電のストレスから解放され、日常生活がより快適になるのではないかという期待が膨らみました。
同じように「バッテリー持ち」と「価格の安さ」を重視する方に、このRedmi Watch 4がぴったりだと感じています。
筆者も、Redmi Watch 4 を購入して大正解でした!
Apple Watchしか選択肢は無いという方は別ですが、特にこだわらないという方は、是非、検討してください。
Xiaomi シャオミ Redmi Watch 4を1か月使用した感想
Xiaomi シャオミとは
Xiaomi シャオミという会社名はご存じでしょうか?
Xiaomi シャオミは、2010年に設立された中国のスマートフォン大手企業、現在はスマートウォッチ、スマートTV、ロボット掃除機などを展開しているスマート家電メーカーに成長しています。
米アップル、韓国サムスン電子に続き、シャオミは世界3位のスマホメーカーとなっています。
2024年6月には、日本のスマホ市場でシェア3位に浮上、日本でも人気上昇中です。
パッケージ内容
パッケージを開封すると、Redmi Watch 4 スマートウォッチ本体、マグネット充電ケーブル (USB-TYPE A)、取扱説明書(保証書含む)が同梱されていました。
サイズ&装着感
まず、一番に感じたのはサイズがでかい事。
ボディサイズは、縦47.5mm x 横41.1mm x 厚み10.5mm。
男性でも手首の幅くらいまでのビッグサイズなので、女性の場合、ちょっと大きいかも知れません。
厚みが10.5mmでセンサー部の膨らみがありますが、装着してしまえばあまり気になりません。
今まで使用していた「Apple Watch Nike SE GPSモデル 40mm」と比較するとRedmi Watch 4 の大きさ度合いがわかると思います。
ディスプレイサイズは、Apple Watch SE 40mmはRetina 1.57インチ、Redmi Watch 4は超大型1.97インチ有機ELディスプレイの迫力です。
Redmi Watch史上最も大きいディスプレイということで、最大輝度600nitで明るくてきれい、タッチ操作も滑らかで反応も良いです。
本体裏側のセンサー部分はこんな感じ。
ボディーカラーは、オブシディアンブラックとシルバーグレーの2カラー。
筆者は、オブシディアンブラックを選択しました。
フレーム素材は、マット調のアルミニウム合金フレームで高級感もあり、付けていることを忘れるくらい軽量です。
Apple Watch使用時、寝るときは外していたのですが、 Redmi Watch 4 は、その軽さ故、常に装着していても苦になりません。
ストラップ交換が簡単
Redmi Watch 4に付属しているストラップは、調節用の穴が、たくさん開いているので自身の手首にぴったり合わせることが出来ました。
ただ、装着時のコツを覚えれば簡単なのですが、慣れるまで少し時間がかかりました。
装着が面倒、デザインがイマイチと思ったらサードパーティーのストラップへ交換するのも良いでしょう。
ストラップとはバンドの事ですが、クイックリリース構造でボタンを押すだけで取り外せるので交換は簡単です。
ただ、Apple Watchのような多くの選択肢があるわけではありません。
20日間 充電要らずのロングバッテリー
バッテリー充電は、マグネット式 充電ケーブルを使用します。
USBタイプは、TYPE-Aケーブルです。
バッテリー容量は470mAh、評判通りバッテリーの持ちはかなり良いです。
筆者はフル充電後、常時オンにしている状態でも余裕で10日間は使用できています。
また、シャオミ基準の標準使用モードで最大20日間持つことが実証されています。
Redmi Watch 4を購入してから、1週間以上充電なしで利用できるのでバッテリー切れのストレスは無くなりました。
これなら出張や旅行に出掛ける際。充電ケーブルを持ち歩く必要も無くなり荷物を軽減出来ます。
操作性とアプリ連携
回転式のクラウン、タッチパネルの反応が良く操作性も抜群です。
Mi Fitnessアプリをダウンロード、日々の健康データ、ワークアウト、デバイス設定、プロフィールを管理することが出来ます。
ランニングやサイクリングデータを管理できる「Strava」や「Apple Health」とも連携できるのも嬉しい機能です。
アプリのレイアウトもシンプルでわかりやすく操作性は良いと思います。
健康データ管理
デバイス設定
文字盤は、200種類以上のスタイリッシュなウォッチフェイスからその日の気分でフェイスデザインを楽しむ事が出来ます。
機能と実用性
センサーで健康モニタリング
*画像引用:シャオミ
Redmi Watch 4には、PPG心拍センサー(血中酸素センサーを含む)、加速度計、ジャイロスコープ、環境光センサー、電子コンパスが搭載されています。
PPG(Photoplethysmography)センサーとは、光学式心拍センサーとも呼ばれ、皮膚に光を照射して反射した光の変化を計測することで、心拍数を測定する技術です。
また、睡眠モニタリングで深い眠り、浅い眠り、レム睡眠など睡眠状態をリアルタイムに記録、日、週、月で確認することが出来ます。
ワークアウト機能
ワークアウトメニューは、ランニング、ウォーキング、サイクリングなど150種類以上のスポーツモードから選択、記録することが出来ます。
筆者の趣味とする「セーリング」も含まれていましたので、あなたが楽しんでいるワークアウトもきっとあるはずです。
GPS搭載
Redmi Watch 4は、衛星測位システムとしてGPS(米国)、Galileo(欧州)、Glonass(ロシア)、BeiDou(中国)、QZSS(準天頂衛星システム)に対応しています。
スマートフォンが無くてもRedmi Watch 4さえ装着していれば距離やルートを記録できるので便利です。
5ATM(5気圧防水)性能
水深50メートルで10分間の防水性能を保つことができます。
スイミングプールやビーチで泳ぐ、水深の浅い場所でのアクティビティ程度の使用であれば装着可能です。
Redmi Watch 4の説明に18種類のウォータースポーツに対応とありますが、この18種類とはワークアウトのメニューから「その他」>「その他のウォータースポーツ」から確認することが出来ますので、参考にしてください。
長時間の使用や激しい水流、衝撃を与えるような環境での使用は避ける事をおすすめします。
ただし、熱いシャワー、サウナ、ダイビング時には使用できませんので注意してください。
便利な自動排水機能を実装しているとの説明がありますが、どのような状況で機能するのかは不明です。
Xiaomi Redmi Watch 4 vs Amazfit Bip 5 Unity 46mm どっち?
Xiaomi Redmi Watch 4と同じ価格帯や機能性で比較した場合、Amazfit Bip 5 Unity 46mm スマートウォッチが候補になるでしょう。
Amazfit アマズフィットは、中国のZepp Helthという会社が運営するブランドで、日本でも2022年頃から人気が上昇しています。
Amazfit Bip 5 Unityは、国内最大級を誇るオーディオビジュアル機器の総合アワードで、プロの厳正なる審査によって、「絶対買い」のプロダクトとして「VGP2024 SUMMER」を受賞、1か月で300台売れている人気商品です。
2モデルのスペックを比較してみましたので参考にしてください。
商品名 | Redmi Watch 4 | Bip 5 Unity 46mm |
---|---|---|
商品画像 | ||
メーカー | Xiaomi シャオミ | Amazfit アマズフィット |
サイズ | 47.5mm x 41.1mm x 10.5mm | 約45.8×37.08×10mm |
重量 | 31.5g | 約25 |
フレーム | アルミニウム合金フレーム | ステンレス・スチール製ミドルフレーム |
センサー | 心拍センサー(血中酸素センサーを含む) 加速度計、ジャイロスコープ、環境光センサー 、電子コンパス | BioTracker PPG 生体認証センサー 、3軸加速度センサー |
衛星測位システム | GPS、Galileo、Glonass、BeiDou、QZSS | なし |
バッテリー | 標準使用時間:20日間 470mmAh | 最大11日間 300 mAh |
ディスプレイ | 1.97インチ有機EL(AMOLED) | 1.91インチ TFT |
防水性能 | 5ATM | IP68 |
搭載OS | Android 8.0以降、iOS12以降 | Android 7.0 以上、iOS 14.0 以上 |
スポーツモード | 150以上 | 100以上 |
文字盤種類 | 200種類以上 | 100以上 |
Alexa対応 | 〇 | 〇 |
Bluetooth®通話 | 〇 | 〇 |
カラー | オブシディアンブラック、シルバーグレー | グレー、チャコール |
発売日 | 2024年4月 | 2024年6月 |
価格(税込) | 11,239円 | 11,900円 |
同じ価格帯で機能性の優れた2モデルは、いずれも「この価格でここまでの機能が揃っているのは驚き」なのですが、全体的にみるとRedmi Watch 4の方に軍配が上がります。
大きな違いとしては、「GPS搭載の有無」、「バッテリー持ちの長さ」の2つ。
シャオミ Redmi Watch 4は、GPS搭載なのでスマートウォッチ単独でデータを記録できます。
一方、Amazfit Bip 5 Unityは、GPSを搭載していない為、常にスマホと連携する必要があります。
スマホなしで身軽にランニングやスポーツモードを使用したい方は、Redmi Watch 4がおすすめ。
常にスマホで連携している方にとっては、さほど問題ないかもしれません。
2つ目のバッテリー持ちの長さは、標準的な使い方でRedmi Watch 4が20日間、Amazfit Bip 5 Unityは最大11日なので、充電回数は少ない方が良い方は、Redmi Watch 4 でしょう。
デザインの違いはありますが総合的に判断すると、やはりXiaomi Redmi Watch 4を選択するのが無難かと思います。
Amazfitが気になる方は、製品ページで詳細をチェックしてください。
ユーザーの口コミ
Amazonのカスタマーレビューの評価は、4.1/5で高評価となっています。(2024年9月時点)
良い口コミと悪い口コミをまとめてみましたので参考にしてください。
良い口コミ
- 画面も大きいし、バッテリーも1週間以上持つので概ね良好
- 決して大き過ぎず、画面がとても綺麗
- 充電100%にしてから二週間たちましたが未だに58%あります
- コスパ最高、わざわざ高いお金を出してリンゴを買う必要性を感じない
- バッテリーが驚くほど長持ちしました
- 10000円でこのバッテリー持ち、内蔵機能、画面性能はコスパの良い製品
- 1万円台とは思えない重厚さがあり装着感も良く、非常に満足しています
- 就寝時も付けたままですが、時計自体も軽く、不快感などは無いです
- 使い勝手はイイ。指によるスワイプも反応が良い
悪い口コミ
- ベルトが使いづらい
- 強いて言うならば交通系ICが使えればなお良し
- リューズの位置が真ん中にあるので、手首を数秒間曲げたときに、ふいに長押しになり、再起動になってしまうケースがあります
- 皆さんレビューされているバンドをはめるのは慣れが必要ですね
- 何も操作していなのに再起動します
- ワークアウト中にどうしても手の甲でリューズを押してしまう
全体的に「バッテリーが長持ち」、「画面が大きくて見やすい」、「1万円台とは思えない性能」の3つの良いコメントが多く見受けられました。
また、悪い口コミは少ないですが、「バンドが使いづらい」、「クラウンを誤って押されてしまう」の2つの不満が目立ちました。
ただ、バンドに関しては追加でコストはかかりますが、サードパーティーのバンドに変える事で解消できるので、概ね購入したユーザーは、コスパの良さに満足していることがわかりました。
メリット・デメリット
Redmi Watch 4のメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
20日間 ロングバッテリー 1.97インチ超大型ディスプレイで操作しやすい GPS内蔵 軽い 価格の割に高級感がある アプリがシンプルで使いやすい コスパが良い | 付属ストラップは装着が面倒 女性には大きすぎるかも バンドなどアクセサリーが少ない |
購入して1か月経過しましたが、1万円で購入できるRedmi Watch 4は、申し分ない性能であり様々なメリットを享受できます。
性能面、使い勝手でも大きなデメリットは、さほど見当たりません。
購入した多くのユーザーは筆者同様、この価格と性能のバランスの良さを実感しているはずです。
シャオミ Redmi Watch 4 こんな人におすすめ
- バッテリーの充電が面倒な人
- 出張や旅行に出かけることが多い
- 大画面のスマートウォッチが欲しい
- 常にスマートウォッチを身に着けておきたい
- スマートウォッチにあまりお金を掛けたくない
- 機能が充実したコスパの良いスマートウォッチが欲しい
シャオミ Redmi Watch 4の一番の特徴は、バッテリーの持ちの良さに尽きると思います。
1回のフル充電で最短でも1週間~10日間はバッテリー切れを心配せず使用できる安心感があり、毎日充電するストレスから解放されます。
毎日充電しなければならいと充電器と充電ケーブルを必須で持ち歩かなければなりません。
Redmi Watch 4なら、バッテリー切れの心配もなく出張や旅行に出かける際に荷物を軽減できるので良いこと尽くしです。
Apple Watchなどと比較しても、出来る事はさほど変わらず価格も安いとなれば使わない手はありませんね。
まとめ
Xiaomi シャオミ Redmi Watch 4は買いか?
その答えは、即答でYESです。
Xiaomi Redmi Watch 4スマートウォッチは、バッテリー持ちの良さと手頃な価格を両立した製品で、スマートウォッチを初めて購入する人や、日常の基本機能が揃ったコスパの良いモデルを探している方に最適です。
充電の手間を減らしたい、必要な機能はきちんと押さえたい、でも予算は抑えたいという人には、Redmi Watch 4は間違いなく良い選択肢となるでしょう。
多機能な高価格帯のモデルに比べても、Redmi Watch 4は驚くほどバランスが取れています。もし、価格以上の価値を感じられるスマートウォッチを探しているなら、迷わずこのモデルを選んで間違いありません。
「コスパの良いスマートウォッチを探しているなら迷わず選ぶべき」製品です!
以上、「コスパ抜群!スマートウォッチ シャオミ Redmi Watch 4 使用レビュー」でした。