たまにしか使わない人におすすめ 厳選!コスパ最強プリンター

最近では、年賀状を出す人も年々減少し「年賀状をやめる」宣言も多く見かけるようになりました。
デジタル技術の急速な進歩により、LINEなどSNSを活用してあいさつのメッセージのやり取りをする人が急増しています。
また、企業では「持続可能な開発目標(SDGs)」の広がりにより、環境保護の取り組みとして、紙を減らすペーパーレス化が進んでいます。
このような要因によって、提出する書類なども紙から画像へとデジタル化が進み、紙に印刷するというプリンター需要が減少しています。
一方、IT導入コストなどの理由で、未だにぺーパレス化が進まず、紙での本人確認書類の提出が求められるケースも少なくありません。
まだ、上記のようなシーンでは、プリンターの必要性を感じる時もあるのは事実です。
やっぱり、家に1台ホームプリンターがあると何かと便利ですよね。
でも、年に数回しか使用しない、たまにしかプリントしない人も多いのではないでしょうか。
プリントが必要な時に、その都度コンビニに行ってプリントするのも面倒です。

・たまにしか使用しない
・コンビニでプリントするのは面倒
・あまりお金を掛けたくない
このように思っている人へおすすめしたいのは、格安プリンターです。
機能も充実していて、1万円以下で購入できるプリンターも多く販売されています。
この記事では、「プリント、コピー、スキャナが出来る」コスパ最強の格安プリンターの選び方とおすすめのプリンターについて解説します。
たまにしか使用しないので、あまりお金を掛けたくない、格安プリンターの購入を検討している方は、是非、参考にしてください。
プリンターの種類
この記事でおすすめするプリンターは、インクジェットプリンターですが、プリンターの印刷方式の種類や特徴について基本的な事だけ確認しておきましょう。
プリンターには、プリント方式の違いでインクジェットプリンターとレーザープリンターの2タイプがあります。
インクジェットプリンターの特徴
家庭での利用が多い、インクジェットプリンター。
インクを用紙に吹き付けることで印刷します。
文字の印刷はもちろん、発色性の高い染料インクを使用して印刷できるので、色味の再現性が高く写真印刷にも向いてます。


メリット
デメリット
レーザープリンターの特徴
レーザープリンターは、印刷スピードが速く、大量印刷が出来るため、多くの企業でビジネス利用されているプリンターです。
レーザープリンターの印刷方式は、電子写真技術を利用したレーザー光線をトナーに照射、静電気で紙に印刷する方式となっています。


メリット
デメリット
格安プリンターの選び方
では、ここから本題の格安プリンターの選び方について解説していきます。
プリンター選びで重要なのは、自身の使用目的や使用頻度で選ぶことです。
この記事では、以下のような人を対象にしています。
探してみると、1万円以下でも最低限必要な機能のある「コスパの良いプリンター」は結構あるんです。
下記のポイントをチェックして「おすすめのコスパ最強プリンター」をピックアップしてみました。
・スマホ連携して使用できるか
・インクタイプは、独立型か一体型か
・ランニングコストはどのくらいかかるのか
購入後のランニングコストに影響するインクタイプの種類を確認しておくことも重要です。
独立型のインクの方が、コスト的にメリットがありますね。
本体価格が安くても交換用インクが高くつくことがありますので、「交換用インクのコスト」や「互換インク」が使用できるかについても購入前に必ず確認しましょう。
おすすめコスパ最強プリンターはこれ
エプソン プリンター インクジェット複合機 カラリオ EW-052A
販売価格:6,780円(税込) (2023年3月調べ)
発売年:2019年
こんな人におすすめ!
プリント、コピー、スキャナ機能が付いて6,000円代はコスパ最強です。
Wi-Fi接続でコードレス、本体もコンパクトなのでスッキリ設置できます。
本体に液晶パネルはありませんが、専用の無料アプリ「Epson Smart Panel」をインストールすれば、スマホでコントロールできます。
「Wi-Fi Direct」にも対応しているので、無線LANルーターのない環境でもワイヤレスプリントが可能。
スマホやタブレットに保存してある写真をダイレクトに出力できます。
また、便利な機能として、一定時間を経過したら電源を切る「自動電源オフ設定」ができるので、節電対策も万全です。
今回紹介しているプリンターの中でも、本体、インクのランニングコスト共に最安になっており一押しです。
画像引用:EPSON
タイプ | インクジェット複合機 | 互換インク | 〇 |
機能 | プリンター、コピー、スキャン | フチなし印刷 | 〇 |
インクタイプ (一体型or独立型) | 独立型インクカートリッジ | 自動両面印刷 | × |
インク数 | 4色(顔料1色、染料3色) | 液晶パネル | × |
ランニングコスト (A4普通紙) | 14.5円/枚(カラー) | 接続技術 | Wi-Fi、USB |
給紙方式 | 背面 | WI-Fiダイレクト接続 | 〇 |
純正インク (ブラック)参考価格 | 1,700円程度 | スマホ連携 | 〇 Epson Smart Panel |


エプソン カラリオ EW-052Aのレビュー記事があります。
詳細をもっと知りたい方は、こちらも是非参考にしてください。


キヤノン Canon プリンター A4インクジェット複合機 PIXUS TS3530
販売価格:7,682円(税込) (2023年3月調べ)
発売年:2022年
こんな人におすすめ!
4色ハイブリッドインクを搭載した、A4対応のインクジェットプリンターです。
無料アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」を使えば、スマホの写真はもちろん文書も直接プリントできます。
また、スキャンした画像をスマホに保存したり、クラウドのデータをプリントすることも可能です。
本体に触れなくても自動で電源オン、プリントまでできる「Wi-Fi 自動電源オン」搭載、離れた場所からでもラクラク操作可能です。
Amazon AlexaやGoogle Assistantなどのスマートスピーカー対応で、印刷の指示やインク残量の確認が、音声操作でおこなえます。
画像引用:Canon
タイプ | インクジェット複合機 | 互換インク | 〇 |
機能 | プリンター、コピー、スキャン | フチなし印刷 | 〇 |
インクタイプ (一体型or独立型) | 独立型インクカートリッジ(標準・大容量対応) | 自動両面印刷 | × |
インク数 | 4色ハイブリッド(顔料1色、染料3色) | 液晶パネル | × |
ランニングコスト (A4普通紙) | 約18.5円(大容量)/約25,7円(標準容量) | 接続技術 | Wi-Fi、USB |
給紙方式 | 背面 | WI-Fiダイレクト接続 | 〇 |
純正インク (ブラック)参考価格 | 標準2,000円程度、大容量3,000円程度 | スマホ連携 | 〇 Canon PRINT Inkjet/SELPHY |


HP プリンター A4インクジェット複合機 ENVY 6020
販売価格:9,882円(税込) (2023年3月調べ)
発売年:2020年
こんな人におすすめ!
ホワイトカラーのスリムなスタイルは、部屋のインテリアによく馴染むシンプルデザインです。
エプソン、キャノン製品の背面給紙と異なり、フロントに給排紙トレイを配置しているため、用紙の取り出しや補充作業がスムーズにおこなえます。
また、自動両面印刷できるので、紙を節約できるのもポイントです。
「Wi-Fi Direct」に対応しており最大5台のデバイスを同時に接続できるので、家族が印刷中でもプリント指示を待つ必要はありません。
画像引用:日本HP
タイプ | インクジェット複合機 | 互換インク | 〇 |
機能 | プリンター、コピー、スキャン | フチなし印刷 | 〇 |
インクタイプ (一体型or独立型) | 一体型インクカートリッジ | 自動両面印刷 | 〇 |
インク数 | 4色(黒・カラー3色一体型) | 液晶パネル | × |
ランニングコスト (A4普通紙) | カラー24.4円/枚 モノクロ:約11.1円/枚 | 接続技術 | Wi-Fi、USB |
給紙方式 | 前面 | WI-Fiダイレクト接続 | 〇 |
純正インク (ブラック)参考価格 | ブラック、カラー2,500円程度 | スマホ連携 | 〇 HP Smart |


3モデル比較表
3モデルの比較表を作成しましたので参考にしてください。
メーカー | エプソン | キヤノン | hp |
機種名 | EW-052A | PIXUS TS3530 | HP ENVY 6020 |
プリント方式 | インクジェット方式 | インクジェット方式 | インクジェット方式 |
最高解像度 | 5,760×1,440dpi | 4800×1200dpi | 最高 4,800×1,200dpi |
インク | 4色(顔料1色、染料3色)、独立型インク | 4色ハイブリッド(顔料1色、染料3色) 標準・大容量タンクに対応 | 4色(黒・カラー3色一体型) |
フチなし印刷 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動両面印刷 | × | × | 〇 |
液晶パネル | × | 〇1.5型モノクロ液晶 | 〇 |
無線LAN接続 | 〇 | 〇 | 〇 |
WI-Fiダイレクト接続 | 〇 | 〇 | 〇 |
スマホ連携 | 〇アプリ「Epson Smart Panel」 | 〇「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」 | 〇「HP Smart」 |
自動電源オン機能 | × | 〇Wi-Fi & 自動電源オン | × |
自動電源オフ機能 | 〇時間経過で自動電源オフ設定が可能 | × | × |
AIスピーカー対応 | 〇Amazon Alexa 対応端末、Google アシスタント 対応端末 | 〇Amazon Alexa 対応端末、Google アシスタント 対応端末 | × |
給紙容量リア(背面)トレイ | A4:最大50枚(75g/m²)、ハガキ:最大20枚 | A4:最大60枚、ハガキ:最大20枚 |
A4: 普通紙 80 枚、はがき 40 枚、封筒 5 枚、L判 40 枚
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用紙 | 単票紙 サイズ L判、2L判、KG、ハイビジョン、六切、A6縦~A4縦、リーガル、レター、洋形封筒1号~4号、長形封筒3号/4号、郵便ハガキ、郵便ハガキ(インクジェット紙)、郵便往復ハガキ、純正ハガキ | A4、A5、B5、レター、リーガル、はがき、スクエア(127mm×127mm)、 2L判、L判、KG、郵便はがき、インクジェット郵便はがき、インクジェット光沢郵便はがき、 純正はがき、フォトシールセット、貼ってはがせるプリントシール、オリジナルマグネットシート |
A4、A5、A6、B5、封筒(長形 3号/4号)、はがき、10×15cm、L判、2L判など
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連続コピー枚数 | 1~20枚 | 1~20枚 | 9 枚 |
スキャナ形式 | フラットベッド型 | フラットベッド型 | フラットベッド型 |
センサー | CIS方式 | CIS方式 | CIS方式 |
原稿サイズ | 最大A4 | A4/レター | A4/レター |
解像度 | 主走査1,200dpi/副走査:2,400dpi | 主走査600dpi/副走査:1,200dpi | 1,200×1,200dpi |
インターフェイス | Hi-Speed USB×1、IEEE802.11b/g/n | Hi-Speed USB×1、IEEE802.11b/g/n |
Wi-Fi 802.11b/g/n、dual band wifi(2.4/5Ghz)、USB 2.0 × 1
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消費電力 | 約12W(スタンドアローンコピー時) | コピー時(USB接続時)約9W/待機時(USB接続時)約1W | 稼働時 : 4w、待機時 : 1.7W |
電源電圧 | AC100-240V 50/60Hz | AC100~240V 50/60Hz |
AC 100 to 240 V50/60Hz
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外形寸法(幅×奥行×高さ)収納時 | 390×300×146mm | 約435×327×145mm | 432.5 × 361.1 × 132.1 mm |
質量(本体のみ) | 約4.0kg | 約4.0kg | 約 5.22 kg |
本体同梱品 | 電源コード、保証書、早わかりガイド(紙)、ソフトウェアディスク、セットアップ用インクカートリッジ ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー | セットアップCD-ROM/設置・基本操作マニュアル(紙)、BC-366/BC-365 |
セットアップカートリッジ(黒、カラー)、電源ケーブル(約1.5m)、USBケーブル(約1m)、セットアップカード、リファレンスガイド、保証書
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印刷速度(標準) | L版写真:約74秒、約2分49秒(A4写真用紙<光沢>) | L版写真:約52秒 |
L版写真:約 53 秒 モノクロ : 約 18 秒、カラー: 約 21 秒
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L判写真インク・用紙合計コスト(税込) | 約28.8円(L判・写真用紙<光沢>) | 約28.1円(大容量)/約34.8円(標準容量) | |
A4カラー文書・インクコスト(税込) | 約14.5円 | 約18.5円(大容量)/約25,7円(標準容量) | カラー24.4円/枚 モノクロ:約11.1円/枚 |
カラーバリエーション | ホワイト | ホワイト・ブラック | ホワイト |
販売価格(税込) | 6,780円 | 7,682円 | 9,882円 |
*2023年3月調べ
まとめ
この記事では、たまにしかプリンターをしない人向けに、コスパ最強の格安プリンターの選び方とおすすめのプリンターについて解説しました。
繰返しになりますが、商品選びの際、チェックすべきポイントは下記になります。
・スマホ連携可能
・Wi-Fi接続 ダイレクト接続できるモデル
・インクのランニングコストが安い
家に1台ホームプリンターがあれば、いつでも必要な時に、プリントやコピーが直ぐに出来るようになります。
わざわざプリントの為、コンビニに行く手間も時間も削減できます。
また、セキュリティ上、コンビニなど外部でプリントすることが心配な身分証明書のプリントもホームプリンターなら安心ですね。
是非、この機会に自身の利用目的や使い方に合った「コスパ最強プリンター」をゲットしてください。
以上、「たまにしか使わない人におすすめ 厳選!コスパ最強プリンター」でした。