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2023年最新!セーリング情報 真鶴・伊豆大島クルージング

2023年最新!セーリング情報 真鶴・伊豆大島クルージング
*本ページはプロモーションが含まれています。

ヨット乗りであればいつかは日本一周にチャレンジしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
筆者も、そんな夢を持ちながら週末セーリングを楽しんでいます。

今年の夏は猛暑続きではありますが、夏休みを利用して真鶴~伊豆大島を周遊するプチ ロングクルーズに出掛けましたので最新情報をお届けします。

この記事の内容
・真鶴港や伊豆大島 波浮港の最新情報
・停泊港 利用時のチェックポイント
・停泊地のグルメ情報


3日間程度のクルージングを検討しているセーラーの皆様は、是非、参考にしてください。

目次

1日目 浦賀~真鶴

予定している3日間の天候は良好。
先週は大型の台風9号が関西方面に上陸するなど荒れていましたが、翌週は天候に恵まれました。

浦賀ヴェラシスマリーナの朝8時。
ほとんど無風状態で給油後、出航。
浦賀~真鶴の距離は、約39マイル。


三崎沖を通過、東京湾から相模湾に。
風速3~4mほど出てきたので、セールアップしてセーリング開始。

葉山沖には、ヨットが数艇セーリングしています。


真鶴半島が見えてきました。
海から突き出た3つの巨岩の景勝地、三石。
干潮時は、歩いて渡れるらしい。

真鶴港 着岸

15時に真鶴港ゲストバースに無事着岸。
真鶴港のゲストバースは、事前予約が必要です。
着岸時間は16時までに必着がお約束。
余裕をもって計画しましょう。

真鶴港内へ入港後、港湾事務所へ電話連絡、着岸場所の誘導いただき、着岸時にはお手伝いいただけるので安心です。

利用料金は、神奈川県民であれば1泊3,310円(税込)、県外は3,910円(税込)です。(2023年)

2023年3月までは、真鶴港は真鶴町で管理されていましたが、2024年4月以降は、神奈川県の管理に変更になりました。

2024年4月から真鶴港の港湾管理は、神奈川県の直営管理になりました。

最新の詳細については下記のページをご確認ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/b4w/cnt/f52/portofmanazuru.html

短期係留(ヨット)の利用について

ゲストバースは、3艇程度まで係留可能です。
湾内はとても静かで波も穏やか。到着時は、干潮時でデッキから防波堤まで高さがあり、上陸する際は注意が必要です。

MAP画像の赤枠内あたりが係留場所です。
トイレ・洗面は近くにありません。真鶴半島遊覧船乗り場方面へ向かい魚座のの近くに公衆トイレがあります。

湯河原温泉街へお出かけ

着岸後、入浴と夕食のため隣町の湯河原まで出かけました。
タクシーを電話で港まで呼んで湯河原まで約15分。

まずは、入浴。

の「いずみの湯」がおすすめ。
大人料金1,100円(税込)、営業時間は、11時~24時まで。

シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤーなど、入浴に必要な基礎化粧品は施設内に設置されています。
タオル、バスタオルだけは持ってきましょう。

露天風呂、サウナもあって、だいぶリラックスして疲れが取れました。

リラックスした後は、いよいよ夕食。
魚屋さん直営の和食屋「うおたつ」さんへ。
相模湾で獲れた新鮮なお刺身や貝類などが味わえます。

ボリューム満点の海鮮丼をいただきました。
海鮮丼、カニ味噌汁、茶碗蒸しもついて2,500円(税込)で鮮度も抜群でした。

明日のドリンクなどをセブンで調達して、真鶴港に戻りました。
夕日が最高に奇麗でした。

真鶴港には、電源設備がありません。
自艇には、エアコンが付いているのですが、電源が無いので使用できません。
艇内は、かなりの蒸し暑さですが熱中症対策をして就寝します。

真鶴港 利用時のチェックポイント

真鶴港 利用時のチェックポイント
  • 真鶴港の係留は事前予約が必須
  • 真鶴港は電源設備なし
  • 入浴・食事は湯河原へ出かけるのもおすすめ
  • トイレ・洗面は遊覧船乗り場方向に向かい魚座付近にあり

2日目 真鶴~伊豆大島へ

2日目は、真鶴港を出て伊豆大島へ向かいます。
朝6時に出航したときに朝陽もまた、格別に奇麗でした。

真鶴港~伊豆大島 波浮港までの距離は、約41マイル。
風速4~5m程度の風もありセールアップして波浮港を目指します。

結構、順調に風も安定していたおかげで、予定より早めに大島沖まで到着。
海上でランチをとってから入港することにしました。

伊豆大島沖から見た富士山が奇麗。雲の上に山頂が見えていました。

ランチ後、伊豆大島 波浮港(はぶみなと)へ向かいます。
伊豆大島付近の当日の潮流が速く、潮流に逆らって進むのに苦労しました。

上の画像は、島の手前に海面から30mほど突き出た、筆の穂先のような形をした筆島です。
100万年前から数十万年前に活動していた火山のマグマの通り道が固まったもの。
荒波に耐える姿から別名「神の宿る岩」とも言われ、パワースポットになっているとの事。

伊豆大島 波浮港(はぶみなと) 着岸

早い潮流に押されて、波浮港の入口付近までようやくたどり着き、着岸することが出来ました。

MAP内の赤枠付近が係留場所になります。
公衆トイレは、目の前にあり便利な場所です。
トイレ横には、簡易シャワーがあるので夏場は良いでしょう。

少し山側へ歩いたところに「波浮港見晴台」があり、そこからのワンショット。

波浮港の街中の風景はこんな感じ。
コンビニなどは無く、小さな商店しか見当たりません。
「港寿司」というお寿司屋さんがありましたが、あいにく18時で営業終了でした。

食材の調達は、山側へ登っていくとスーパー「マルエーマート」があります。
食材や調味料、地魚のお刺身なども売っていました。

スーパーへ行く途中、野生のリスにも遭遇しました。
自然が豊かな島ですね。

伊豆大島 波浮港 利用時のチェックポイント

伊豆大島 波浮港 利用時のポイント
  • 伊豆大島 波浮港の係留は事前予約不要。係留無料。
  • 波浮港周辺は飲食店が少ない。営業しているか事前確認必須。
  • スーパーマーケットまで徒歩約15~20分。キツイ上り坂。
  • 飲料・食材は本土で事前用意が安心
  • 公衆トイレが近い
  • 入浴できる場所は無い。公衆トイレ前のシャワーは利用可。(無料)
  • 波浮港は電源設備無し

3日目 伊豆大島~浦賀

伊豆大島~浦賀 約44マイル 出航時間6:00 浦賀着15:00 帰港 4.8knot

伊豆大島を朝6時に出航。最終日、浦賀へ帰路の約44マイルの航海です。

大島沖で郵船クルーズの豪華客船ASKAⅡに遭遇。
かなり接近していたので、その巨大さを実感しました。

風向が真上りということでメインセールのみアップ、機帆走で進みます。
昨日とは潮流の流れが逆となり、押されて走れる状態でスピードも出ていました。

順調に相模湾を抜け、東京湾に入ると青かった海の色も淡い緑色に変化してきました。
東京湾に入り、浦賀まで最後にセーリングを満喫して帰港しました。

まとめ

夏のプチロングクルーズは、3日間、最高な天候に恵まれセーリングを楽しむことが出来ました。

3日間のセーリングした距離、時間、速度は以下の通りです。

日付航路区間距離(Mile)所要時間(H)速度(Knot)
8/20浦賀~真鶴396.36.2
8/21真鶴~伊豆大島417.55.5
8/22伊豆大島~浦賀444.94.9
12422.85.4

今回のクルージングで利用した真鶴港、伊豆大島 波浮港は、いずれも穏やかな湾内で滞在しやすい港でした。

波浮港は、自然豊かな環境で良いのですが飲食に不便を感じます。
伊豆大島には、他に岡田港、元町港がありますが、プレジャーボートの入港は禁止になっています。
元町行きの定期バスが運行されていますが、元町発の最終バスの時間も早いので、バスを逃すとタクシー利用になります。
元町には、海を見ながら入れる露天風呂の「浜の湯」が有名ですがちょっと遠いですね。

初めて波浮港へ停泊する場合は、事前に飲料・食材の用意はしておくことをおすすめします。

この記事が、真鶴や伊豆大島の波浮港にクルージング予定のある方の参考になれば幸いです。

クルージング計画は、余裕をもったスケジュールを立てる、また、気象情報の確認はもちろん、無理をせず安全航行第一です。
安全安心なセーリングをエンジョイしてください。

以上、「2023年最新!セーリング情報 真鶴・伊豆大島クルージング」でした。



伊東・大磯・江の島のクルージング情報について解説した別記事があります。
興味のある方は、是非参考にしてください。

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