人気のドッグカメラ比較 Furbo vs. Anker Eufy

犬を飼っている方は、外出中に愛犬がどのように過ごしているのか、とても気になると思います。

筆者も小型犬のミニチュア ピンシャーを飼っていますが、留守中の行動が気になっていたので、Furbo（ファーボ）ドッグカメラを購入しました。

ドッグカメラと言えば、Furbo（ファーボ）が有名ですよね。
通常のペット用カメラと異なり、おやつをあげたり、双方向会話などペット用カメラの機能が盛りだくさんです。

Furbo以外では、高品質バッテリーで有名なAnker（アンカー）が、おやつ機能のあるEufy D605を販売しています。

この記事では、人気のFurboドッグカメラ とAnker Eufy Dog Camera D605、2商品の特徴を比較解説します。

ドッグカメラの購入を検討している方は、是非、参考にしてください。

FurboとAnker Eufyのドッグカメラ どっちが良い？

FurboとAnkerのドッグカメラはどっちが良いのか解説していきます。

結論から言うと、
ドッグカメラの基本機能を備えつつ、ランニングコストは掛けたくない人は「Anker Eufy」。

ランニングコストがかかっても、愛犬の体調や健康を監視、しっかり管理したい人は「Furbo」。

ここから、ドッグカメラ人気の2モデルの特徴を詳しく解説していきますので、自身に合ったモデルはどちらか、ぴったりのモデルを選択する参考にしてください。

Furbo（ファーボ）ドッグカメラ 360°ビューの魅力

＊画像引用：Amazon

Furboドッグカメラ360°ビュー（以下、Furboドックカメラ）は、アメリカのテクノロジー企業であるTomofun（トモファン）が開発・販売している製品です。

Furboドッグカメラは、2022年5月に発売された初回在庫が、5日間で完売した人気商品です。

2016年の初期モデルFurbo発売以来初となるバージョンアップ。
360°ビューや最新のカラー暗視モードを搭載、世界13ヶ国でAmazonベストセラー獲得するなど、世界中の100万人以上が愛用するペットカメラに成長しています。

Furboの主な機能

5,000人以上の獣医、ドッグトレーナーや愛犬家の意見を踏まえて開発された愛犬家による愛犬のためのペットカメラ Furboの主な機能は下記になります。

ただし、すべての機能を利用するには、月額798円からサブスクでFurboドッグシッターの加入が必要になります。

Furbo ドッグシッターとは、仕事中のあなたに代わって大切な家族である愛犬を見守り、お留守番時の“安全”や“健康”にまつわるあらゆるリスクを察知して通知するサブスクリプションサービスです。

このサービスは、スマート通知、クラウドレコーディング、ドギーダイアリーが含まれます。現時点で日本、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、オーストラリア、香港、台湾にてご利用が可能です。

無料で使える基本機能とFurboドッグシッターの区分を下記にまとめています。

無料で使える基本機能は、カメラ機能（ライブ映像）、双方向会話機能（マイク・スピーカー）、飛び出すおやつ機能、ワンワン通知（スマホのプッシュ通知）となります。

Furboは、ドッグシッターへ加入すれば、緊急ホーム通知で家のトラブル全般や防犯対策にも有効です。
Furboを購入するなら、ドッグシッターの加入をおすすめします。
ドッグカメラ購入で30日間の無料期間が付与されるので、是非、試してみてください。

Furboドッグシッター サブスクリプション 料金プラン

月額	1年プラン	2年プラン
798円	8,140円	14,360円
	679/月 (15%OFF)	¥599/月 (25%OFF)

Anker Eufy Dog Camera D605の魅力

＊画像引用：Amazon

H3特徴Anker（アンカー）は、主に電子機器やアクセサリーを製造・販売する世界的に知られたテクノロジー企業です。
特にモバイルバッテリーは高品質で定評があり、Amazonモバイルバッテリーランキングの上位にランクインしています。
2022年1月に発売されたスマートホームブランド「Eufy」のペットカメラです。

FurboドッグカメラとAnker Eufy D605 比較

本体サイズ

本体サイズは、FurboとAnker Eufyを比較すると高さで3cm、幅で約2cm程、Anker Eufyがやや大きくなります。

重量は、Furboは、760g、Anker Eufyが1.5kg、Anker Eufyは約2倍の重さがあります。

Furbo本体の形状は、スタイリッシュで下部に重心のある安定したデザインとなっています。
一方、Anker Eufyは、筒状のデザインで重量がある分、犬による転倒防止の観点から安定性があると言えるでしょう。
両モデル共に、底の部分に両面テープで固定することが可能です。

カメラ

＊画像引用：Amazon

カメラ性能は、FurboがフルHD 1080p、132°アングル 広角レンズ、360°ビュー、デジタル4倍ズーム、カラー暗視モードを搭載しています。

Anker Eufyは、フルHD 1080p、170°広角、自動追尾AIカメラを搭載しています。360°ビューですが、稼働範囲は270°です。

Furbo、Anker Eufy共に動作検知で自動追尾機能を搭載しており、動き回る犬を見逃しません。
特にAnker Eufyは、検知感度 (5段階)や検知タイプ (ペット、人物、すべて) を選択出来ます。

画像・動画保存

FurboとAnker Eufyでは、画像の保存型式に大きな違いがあります。
撮影した画像や動画の保存先は、Furboがクラウド、Anker Eufyは、本体内蔵の16GBメモリに保存されます。

Anker Eufyの画像の保存は。本体ストレージのみのためクラウドや、それ以外の媒体には保存されませんので、セキュリティ上も安心してご利用できるというメリットがあります。

Anker Eufyは、一日1回、その日に記録したペットのアクティビティから、Eufy Petアプリが貴重な瞬間をピックアップし、自動でムービーを作成します。作成されたムービーは「ペットの記録」に表示されます。

Furboにも、愛犬の一日がダイジェスト映像を作成出来る機能がありますが、Furboシッターへ加入が必要です。

一方、Furboのクラウド利用には、サブスクリプションサービスへの加入が必須になります。
無料で使える基本機能は、カメラ機能（ライブ映像）のみとなります。

画像や動画を保存したい方は、Furboドッグシッターへ加入、月額利用が発生する事を認識しておきましょう。

飛び出すおやつ機能

＊画像引用：Amazon

Furboの飛び出すおやつ機能は、スマホの無料専用アプリ(iOS/Android対応)を使って外出先からおやつをあげて、愛犬と遊ぶことができます。おやつサイズを0.5-0.8cmと、0.9-1.5cmから選択可能。

Anker Eufyの飛び出すおやつ機能では、おやつの飛距離は３段階あり、下方向へドラッグする程、より遠くへ投げることができます。おやつは6mm〜16mmのサイズのものが、利用できます。また、ご自身の声を録音して、おやつ発射時に再生することもできます。

双方向コミュニケーション

Furboは、マイク&スピーカー搭載で外出先から愛犬と双方向の会話が可能に。

Anker Eufy は、Petアプリの「話す」ボタンを長押ししながら、カメラ越しにペットへ話しかけることができます。ただし、同時に双方向の声を聞くことはできず、トランシーバーのように一方向ずつの通信となります。

お手入れ方法

＊画像引用：Anker

Furboは、おやつ容器を取り外し不可なので水洗いすることは出来ません。濡らした布やウェットティッシュでの拭き掃除となります。

一方、Anker Eufyは、おやつ容器は取り外しが可能なので、水洗いできるので、常に清潔に使用できます。

Furboドッグカメラ Anker Eufy D605 比較表

2モデルの比較表を作成しましたので、参考にしてください。

メーカー	‎Furbo	Anker
型番	‎Furbo3	Eufy D605
タイプ	床置き	床置き
フルHD高画質カメラ	〇フルHD 1080p・４倍ズーム	〇フルHD 1080p
稼働範囲	水平方向360°	水平方向270°
通信	2.4GHz Wi-Fi	2.4GHz Wi-Fi
専用アプリ	iOS・Android対応	iOS・Android対応
電源	専用ACアダプタ/専用USBケーブル (2m)	専用ACアダプタ
サイズ・重量	12.5 x 12.5 ×22.3 x cm・760g	約14.4×14.4×25.3cm・1.5kg
動体検知	〇	〇
双方向会話機能	〇	〇（トランシーバー方式）
暗視機能	〇	〇
通知機能	〇	〇
フード	ドライフード専用	ドライフード専用
給餌方式	飛び出すおやつ機能	飛び出すおやつ機能・飛距離３段階
容量	大容量おやつコンテナ(最大100個)
録画方式	クラウド＊Furboドッグシッター	本体内蔵メモリ 16GB
記録	ドギーダイアリー ＊Furboドッグシッター契約要	ペットの記録 （ムービーの自動作成機能）
保証期間	1年	18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後)

Furbo VS Anker Eufy メリット・デメリット

FurboとAnkerのそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。

Furboドッグカメラ　メリット・デメリット

＊画像引用：Amazon

メリット	デメリット
本体サイズがコンパクト 4倍ズーム＆カラー暗視 ドッグシッター追加で機能充実 火災・ガス漏れ・防犯対策が可能（要サブスク）	フル機能利用はサブスクリプション契約が必要 おやつ容器が外せない 画像・動画を保存できない（要サブスク契約）

Anker Eufy ドッグカメラ メリット・デメリット

＊画像引用：Amazon

メリット	デメリット
画像・動画が本体内蔵メモリ保存で安心 フル機能が追加課金なしで利用可能 おやつ容器を外して水洗いできる ペットの記録でムービー作成が可能	本体サイズが大きい トイレ・ごはんの通知は不可 ・録画のみ

利用者のレビュー

Furbo ドックカメラの利用者のコメントでは、「カメラの見やすさ」を評価するコメントが多くみられました。
悪いコメントとしては、サブスクリプション契約で追加課金しないと機能を利用できない不満が多く、月額料金の高さも指摘されていました。

また、動画が15秒間隔でクラウドに記録されていて便利である反面、この機能を停止することが出来ない事で、プラバシー的に問題視しているコメントもありました。

Furboの良いコメント

・めちゃくちゃ便利！

・鳴き声や活発な動きなどを検知した場合に通知を受け取り非常に助かっています。

・わんちゃんを、携帯から見れるのですごくいい！

・仕事中や少し買い物に出るときなどにペットを見守れて安心です。

・かなり接続が簡単でびっくりしました。

・暗いところでも画質は鮮明だしトイレの様子も見えます。

・愛犬の健康管理や危機管理に役立ちます！

・地震があったときも(うちの子は地震が大の苦手)声をかけて落ち着かせられました。

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Furboの悪いコメント

・プレミアム会員の価格が高いところが難

・かなり良いけど定額の700円は高すぎるね。半額なら良いのに。

・普段はテレビの音や人の声にも反応するので普段は何度も通知来ます。

・自動録画機能の開始が強制です。自身の意思で停止できない。

・映像がスムーズに映らない時がある

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Anker Eufy D605の良いコメント

Anker Eufy D605のコメントでは、Furbo利用者からの乗り換えた方のコメントも多くありました。
Furboの接続の不安定な事で、Ankerに変えたら接続が安定したとのコメントも散見されました。

また、Furboのサブスク契約での追加課金についてもコメントが多く、Anker Eufyは、追加課金なしで、すべての機能が利用できることを評価している利用者が多かったです。

・ファーボよりgood！画質が綺麗でスマホへレスポンスも早くなった

・カメラの精度はとても良く、自動追尾してくれるのが良い。

・アプリも使いやすいし画質が良いです！

・その日の録画をダイジェストでまとめてくれてて、それを見るのが楽しいし可愛い！

・一台で家族全員それぞれ見守ることができてカメラもワンコを追って動いてくれるのでとても良い

・追尾時の首振り速度が速いことです。愛犬が走り回っても遅れをとらず追尾してくれるので助かります。

・アプリの課金がないとからも良いです。

・おかしがあげられること、追加で有料プランに入ったりする必要がないという点でこのカメラを選びました。

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Anker Eufy D605の悪いコメント

・オヤツ投げ機能は3段階の力加減が出来るが違いが今ひとつわからなかったりする。

・動体検知が多少鈍いのか、録画されてないことがあります。

・感度を最大にしても猫の鳴き声では反応しない。猫には向いていないかも。

・ファーボと比べると少し画角が上向きのように感じます。

・カメラの上下画角が上向き過ぎる。上向きのため天井ばかり映る。

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利用者のコメントの中には、犬ではなく猫用に購入したとのコメントも見受けられました。
猫専用のFurboネコカメラ 360°ビューが新登場しましたので、参考にしてください。

ドッグカメラとの違いは、「猫じゃらし」で猫と遊べる機能やオプションで猫シッターのサービスがあります。

最後にFurboとAnker Eufy、どんな人に向いているか整理しました。

まとめ

FurboとAnker Eufy Dog Camera D605（以下、D605）は、どちらもペットオーナー向けの優れたスマートドッグカメラです。それぞれの製品には特定のメリット・デメリットがあり、選択は個人のニーズや好みに依存します。

Furboは高解像度のビデオ、優れた音声通信、トリートディスペンサー機能を提供し、特に小型犬や好奇心旺盛なペットに適しています。
使いやすいアプリケーションと高い信頼性も魅力ですが、フル機能を利用したい場合、追加課金が必要となるデメリットがあります。

カメラ機能（ライブ映像）、双方向会話機能（マイク・スピーカー）、飛び出すおやつ機能、ワンワン通知（スマホのプッシュ通知）は、無料で使える基本機能だけであれば追加課金は必要ありません。

一方、D605は1080pの高解像度カメラ、接続安定性、高いセキュリティ機能を備え、競争力のある価格帯で提供されています。
D605は、本体購入後、追加課金なしで、すべての機能が利用できることも大きなメリットです。

最終的に、どちらを選ぶかはペットの性格、日常生活、予算、個人の好みに依存します。
ビデオ品質、音声通信、トリートディスペンサー、アプリケーションの要件を検討し、FurboとD605の長所と短所を比較検討することで、愛犬とのコミュニケーションと監視を最適化する製品を選びましょう。

どちらの製品も、ペット愛好家が愛犬の安全と幸福をサポートするための強力なツールとして設計されています。
この記事が、自身に合った最適なドッグカメラ選びの参考になれば幸いです。

以上、「人気のドッグカメラ比較 Furbo vs. Anker Eufy」でした。

スマートフォンで外出先から給餌できるスマート自給餌器について解説した別記事があります。

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