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ヨットの楽しみ方 クルージングの魅力とおすすめスポット紹介 東京・相模湾編

ヨットの楽しみ方 クルージングの魅力とおすすめスポット紹介
*本ページはプロモーションが含まれています。

このブログでは、大人の趣味として「ヨットで遊ぶ」をテーマにヨットの楽しみ方を解説しています。
今回は、ヨットの楽しみ方「クルージング」について解説します。

ヨットのクルージングの魅力は?

おすすめのクルージングスポットを知りたい

この記事の内容
・クルージングとは
・クルージングの魅力
・東京湾・相模湾のおすすめクルージングスポットの紹介

この記事では、ヨットのクルージングの魅力とおすすめクルージングスポット情報について解説します。

目次

クルージングとは


クルージングとは、ヨットやボート、客船などで航海することです。
クルージングと言えば大型客船で有名な「飛鳥」や「にっぽん丸」のような豪華客船をイメージする方も多いかと思います。
大型客船では世界一周クルーズなど数日間で各国を巡る様々なツアーも用意されており人気があります。

大型客船でのクルージングツアーは、全食事つき、寄港地での観光、船内のイベントなど「動くホテル」としてサービス面ではかなり充実しています。
クルージングツアーに参加したツアー客の多くは「また乗ってみたい」など、いつもとは違う船旅を一度経験するとクルージングの魅力にはまっていくようです。

一方、小型船舶操縦士免許で操船可能なプレジャーボートやクルーザーヨットでは、その大きさにもよりますが、簡単なキッチンやトイレ設備を備えており宿泊を伴うロングクルーズが可能です。

アナウンサーの辛坊治郎さんが単独で太平洋横断を成功したのも全長39フィート(約12m程度)のクルーザーヨットでした。
風さえあれば日本はもちろん外洋まで旅をすることが可能なのです。

クルージングの魅力

ヨットは風さえあればセールを調節しながら海上をどこにでも旅することが可能です。

陸上では車の移動時に交通渋滞に巻き込まれて時間を無駄にしてしまうこともあるでしょう。
海上では渋滞のストレスもなく、時間を有効に利用できるのもうれしいですね。

海上では良い天候と風に恵まれた際には、スイスイと快適に目的地を目指して走れるのも何より魅力です。
連休は「海岸沿いの道路が大渋滞してる」のも見えるので優越感を感じる場面でもあります。笑

クルージングの魅力
・景色を眺めながらセーリングを満喫
・観光する、海の駅巡り
・グルメツアー
・温泉でリラックス

自然の景色を眺めながらセーリングを満喫

普段暮らしている街並みも海から見る景色はいつもと違い発見や驚きを感じることがあります。

「海から見る富士山きれい」「あれ、ここからスカツリーが見えるんだ」とか感激することもたくさんあります。

東京湾には米海軍、海上自衛隊の横須賀基地があるため浦賀水道を自衛艦船が往来しています。

「あれ、何?潜水艦じゃない?」なんて潜水艦に遭遇することもあります。
潜水艦が浮上して航行する姿を、こんなに接近して間近に見ることもそんなにできる事ではありません。

観光する、海の駅巡り


海の駅は、日本全国で175駅もあるんですね。
海の駅には、海からの入り口としてビジターバースがご用意されています。

海の幸を満喫したり温泉でゆっくりくつろいだり、その地域ならではの特徴が活かされていて利用者としてはとてもうれしいスポットです。
筆者もヨットで各地をクルージングするまでは、その存在すら知りませんでした。
海産物、干物屋さんやお土産品のお店も多く楽しく散策することができます。

海の駅 情報サイト https://www.umi-eki.jp/index.html

グルメツアー


クルージングで各地を訪れると新鮮な魚はもちろん、各地の美味しい食を味わうことが出来ます。
その日の朝漁でとれた魚をランチで味わえるなんて最高です。

港近くの街中を散策するのも楽しいです。
夕食の食材を探し求めて地元の魚屋さんを巡り刺身を購入して、星空を見ながら船で食事するのもまた格別です。

温泉でリラックス

海の駅でも、海の見える温泉やスパが楽しめます。
また、熱海など観光地では海沿いの旅館も多く日帰り温泉入浴を利用できます。

海を眺めながらゆっくり温泉に入ってセーリングの疲れを癒すことができるなんて最高です。
風呂上がりのビールが美味しい!

以上のように一部の魅力を解説しましたが、クルージングの魅力はこれ以外にもたくさんあります。

安全で快適なクルージングを楽しむための準備

安全で快適なクルージングを楽しむためには出発前の準備が必要です。
クルージング計画を立てる際には下記の項目は特に重要となりますので、必ず確認するようにしましょう。

・安全を最優先し、絶対に無理な計画は立てない
・天候について確認する
・天候状況を見極め中止の判断も大事
・ゲストバースがあるか、予約方法を調べる
・入港時のルートと危険区域がないかを調べる
・出航前にエンジン・船体の点検、備品の点検
・燃料補給をする
・家族や仲間に航海プランを伝えておく
・寄港地到着後や通過時には連絡を入れる

家族や仲間は、安全に航海すること、到着地まで無地に到着したのかを心配しています。
自分の位置や状況を共有しておくことはとても大事な事です。

小型船舶乗船時は国土交通省認定された桜印付きのライフジャケットの装着が義務付けられています。ライフジャケットの選び方を解説した記事がありますので参考にしてください。

ゲストバースのある おすすめクルージングスポット

ちょっとした連休を利用して東京湾、相模湾でも宿泊が可能なゲストバースを備えたスポットが点在しています。

東京湾、相模湾のクルージングのおすすめスポットと予約方法についても説明します。

東京湾には横浜ベイサイドマリーナ、横須賀浦賀にサニーサイドマリーナ、シティマリーナVelasis(ヴェラシス)などが点在しています。
今回、ご紹介するのは下記のスポットです。

2日から5日間程度のクルージングに最適なスポットを紹介します。

神奈川県 浦賀港

東京湾の入口、浦賀にも海の駅があります。
施設内には自家製焼きたてパンが美味しい「ワンこぱん」カフェスペースがあります。
代官山の人気店で修行された店主のオリジナルパンが人気です。

【浦賀 ゲストバース情報】
サニーサイドマリーナ浦賀
海の駅営業時間(9月-6月)8:30~17:30 (7月-8月)8:00~18:00
海の駅定休日火曜日(祝日の場合は翌日)
海の駅ビジターバース数:5隻
海の駅ビジター利用制限:係留は70ft位まで。1泊係留の場合は、事前に予約要。(2週間前から受付)
海の駅ビジター利用料金:日帰り:2時間以内2,100円
2時間以上は下記料金
宿泊:4,200円(20ft)~15,750円(50ft)
https://www.ssm-uraga.jp/visitor

シティマリーナヴェラシス

ヴェラシスは、ユニマットグループが運営しています。
南防波堤側にビジターバースが設置されました。

営業時間:9:00~17:00
8:00~18:00(4/29~9/23の土日祝 振替休日含む、8/9~12の平日)
8:00~17:00(9/24、25、10/1、2)
予約は1か月前より受付
給電設備:なし
給水設備:あり
給油は20L以上、レストラン、マリンショップは2,200円(税込)以上利用で2時間まで無料。
ただし、50ft未満の艇に限ります。50ft以上の艇に関しましては有料(艇の大きさに合わせた係留料)となります。
ビジターバース詳細
https://www.velasis.com/keep/

千葉県 保田漁港

きょなん・ほた海の駅

東京湾内の千葉県にある保田漁港。浦賀からは、ボートで30~1時間程度の距離です。

【保田 ゲストバース情報】
保田港内には、浮桟橋が常設されていますが、数年前の台風で被害を受けてから一部の桟橋は利用不可になっています。
今のところ修復される見込みもなさそうです。
入港したら桟橋に空きスペースがあれば、できるだけ手前側の桟橋をおすすめします。

桟橋に付けたら目の前が漁港になっており2階の事務所で利用料の支払いが必要です。現在は一律3,000円となっています。

おすすめの食事場所
ばんや
保田漁港直営の食堂です。
ばんやの湯が併設されており入浴が可能です。
https://banya-grp.jp/

栄丸
桟橋から右方向に徒歩10分程度です。
スーパーおどやの手前にある黄色い屋根が目印の食堂です。
数量限定の朝定食がおすすめです。
煮魚、刺身、てんぷら、ごはんにあら汁がセットで食べ応え十分な定食です。
朝11:30までなのでお早めに。。

http://www.sakae-maru.net/

神奈川県 三崎港

まぐろで有名な三崎港。

【三崎 ゲストバース情報】
ゲストバースは三浦野菜と三崎まぐろの産直センター「うらりマルシェ」の目の前にあります。
まぐろ刺身や海産物、土産品は、うらりマルシェ内に店舗がたくさんありますので購入できます。

休日は、大変混雑しますのでバース付けが満になると、横だきとなります。
施設内には風呂設備はありません。徒歩15分で三崎の町中に銭湯があります。
食事場所も町にたくさんあるので困ることはありません。

営業時間:9時~18時
1回 6m以内 1,100円 以降1mにつき500円加算されます。
給電設備:なし
給水設備:あり
https://www.umigyo.co.jp/guestb.html

神奈川県 大磯港

【大磯 ゲストバース情報】
令和3年4月1日より、大磯港ビジターバースが利用可能になりました。
バースは2艇しか停泊できないので早めの予約が必要です。

ゲストバース付近の堤防には多数の釣り客がいます。
入港前と出航前には事務所から釣り客に対してプレジャーボートの出航するので注意のアナウンスがされますので事務所への連絡が必須です。

夜釣りをする人も多く停泊中に釣り糸を船内に投げ込まれることがありますので、注意が必要です。
実際、筆者の停泊中に釣り糸が投げ込まれてマストワイヤーに絡みついて経験があります。

http://www.town.oiso.kanagawa.jp/soshiki/sangyokankoubu/sangyo/tanto/oisoko/15357.html
・船種:プレジャーボート ※無動力船、水上オートバイ、船舶検査証書がない船舶は不可
・船長:1隻利用の場合は30mまで、2隻利用の場合は12mまで
・その他:海上で連絡可能な通信設備があること(携帯電話等)
・給電設備:1基(200V-50A(2口)、100V-30A(2口))
・入出港可能時間
夏季(4月~9月)  9:00~17:00
冬季(10月~3月) 9:00~16:00
利用可能日:年末年始(12月29日~1月3日)以外

予約受付期間
利用日の30日前~前日の15:00まで
※ただし、土日祝日・年末年始(12月29日~1月3日)は予約受付不可
※予約は先着順となります。

大磯港にはOISO CONNECT大磯コネクトという商業施設があります。
http://oiso-nigiwai.com/
大磯港で当日水揚げされた「鮮魚」等の販売、朝採れ野菜や、農産物品、町内で生産される加工品・特産品が購入できます。

静岡県 熱海港 熱海スパ・マリーナ熱海


熱海温泉の繁華街に接したマリーナです。
夏季は熱海花火大会が多く開催されるため、花火をマリーナの目前で鑑賞できるのでビジターバースの予約が混雑します。


熱海花火大会の情報はこちら
https://www.atamispa.com/hanabi/

食事場所も豊富にありますが人気店は混雑して行列の場合もあります。
また、マリーナの近くに旅館が点在しており日帰り入浴が可能な施設が多くあります。

バースを予約して入港する際には、マリーナの誘導員がゲストバースまでボートで先導してもらえます。

【熱海 ゲストバース情報】
SPA MARINA ATAMI(スパ・マリーナ熱海)
9:00-17:00
海の駅定休日
毎週火曜日
海の駅ビジターバース数
約8艇
海の駅ビジター利用制限
有(要予約。荒天の際は受入不可)
海の駅ビジター利用料金
日帰り:1ftあたり1時間20円(税別)(9:00~14:00)
宿泊:1ftあたり250円/日(税別)

静岡県 伊東港 伊東サンライズマリーナ

伊豆半島東海岸にあるマリーナです。
ヨットレースのスタート、ゴール地点としても利用されています。
釣りやクルージングのスポットもあり人気があります。
ハーバー目前に伊東マリンタウンがあり地元食材、土産品など購入可能です。施設内に海が一望に広がる温泉「朝日の湯 シーサイドスパ」がありリラックスできます。
朝6時から営業しているレストラン「マリーナ展望レストラン」でしらす丼など朝食をとることもできます。


【伊東 ゲストバース情報】
伊東サンライズマリーナ
海の駅営業時間
4-9月 平日8:30-17:30・土日祝8:00-18:00 10-3月 8:30-17:00
海の駅定休日:火曜日(7-8月除く)、年末年始
海の駅ビジターバース数:30ftクラスなら12隻程度
予約方法:事前に電話にてご予約(6週間前から受付)
50ft以上は事前にご連絡。PWC不可。
海の駅ビジター利用料金
日帰り:AM10:00-PM3:00 1時間:55円/ft(税込)
宿 泊:PM3:00-AM10:00 1泊:49ft以下330円/ft(税込)
50ft以上440円/ft(税込)
https://ito-marinetown.co.jp/marina/

まとめ

この記事では、ヨットの楽しみ方「クルージング」について解説しました。
ヨットでのクルージングでは、各港の海の駅やゲストバースを利用して各スポットを巡ることが出来ます。
車のような渋滞もなく海上を航行することでセーリングを楽しみながら目的地を目指します。

海上からの風景はいつもと違う様々な新発見や感動をもたらしてくれます。
日常を忘れリラックスした気分で旅ができるクルージングは一度体験することでヨットの楽しみ方が倍増します。

クルージングは
・無理のない計画を立てること
・出発前の準備やチェック
・気象状況の確認

安全な航海を最優先に考え計画をたてクルージングを楽しみましょう。

以上、「ヨットの楽しみ方 クルージングの魅力とおすすめスポット紹介」でした。

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