人気のモニターライト 比較 レビュー BenQ vs Quntis
パソコンでの作業時に手元が暗くて作業しにくい、目が疲れてしまうことはありませんか?
さらにこんな悩みも
・デスクライトがパソコンのモニターの高さと合わない
・モニターにデスクライトの灯りが反射してしまい見づらい
・デスクライトのスタンド部が大きくて邪魔
コロナ禍でテレワークがメインとなった筆者は、長時間のパソコン作業で目が疲れてしまう事が多々あります。
目の疲労に悩んでいた筆者は、
Amazonプライムセールのランキング急上昇中で目に留まった「モニターライト」を購入しました。
この記事では、モニターライトについて人気のあるBenQとQuntis製品を比較しながら、筆者の使用感をレビュー解説します。
モニターライトを検討中の方は、モニターライトの選び方について是非、参考にしてください。
モニターライトとは
モニターライトとは、外付けの液晶モニターやノートパソコンの上部に引っ掛けて使用するライトです。
棒状に横長のバーにLEDが配置されているのでバーライトとも呼ばれています。
冒頭でもデスクライトのデメリットは書きましたが、モニターライトであればモニター上部に引っ掛けるだけなので、机上のスペースも必要ありません。
デスク周りをすっきり有効活用できます。
モニターライトは、デスクライトに比べて照射範囲が広がり手元を明るく照れしてくれるので、作業がしやすくなります。
昨今の長時間にわたるテレワークにも最適なライトと言えるでしょう。
ライオン株式会社の調査によると、テレワークへの移行によってパソコンの平均使用時間が4.5時間から5.7時間に増加しており、目に不調を感じている方が増えてきているとの報告もあります。
モニターライトの活用は、目への負担が軽減されると同時に、作業効率アップにも繋がるため、最適なテレワーク環境を構築できると思います。
・目の負担軽減
・作業効率アップ
・集中力アップ
・光が目に入らない
・デスク周りがすっきり
BenQとQuntis どっちが良いの?
結論は、コスパ抜群スタンダードモデルのQuntis ScreenLinear L206 がおすすめです。
モニターライトのメリットである目の負担軽減や作業効率アップを十分満たしています。
手元の無線リモコンで楽に明暗調整の出来るモデルもありますので、ここから詳細を解説していきますので、自身の使い方に合わせたぴったりのモニターライトを見つける参考にしてください。
BenQ と Quntisモニターライト比較
ここからは、モニターライトの王道 BenQ ScreenBar とQuntis ScreenLinear L206を比較して解説します。
この2商品は、いずれもAmazonランキングの1、2位を争う人気のモニターライトです。
2商品の共通点は、モニターライトに自動調光機能を搭載している点です。
数多いモニターライトの中で、自動調光機能を搭載しているのは、現在この2商品のみとなっています。(2022年7月)
今回、筆者が購入した、Quntis ScreenLinear L206 から解説します。
Quntisのモニターライトを選択した決め手は、5,000円台で買える手頃な価格だという事です。
一方、BenQのScreenBarは、12,900円(税込)と2倍以上の価格となっています。
ライトとしてはちょっと高額では?
「この価格の差は何が違うのか」が気になり比較したわけです。
Quntisモニターライト 人気モデル
Quntis は、モニターライトを主力商品として充電器やPC周辺機器を世界40か国に展開している中国企業のブランドです。
中でもモニターライトは主力製品として研究開発されており、Amazonでもコスパの良い製品として人気があります。
Quntis ScreenLinear L206 52cm PHX003-L SW
Quntisのモニターライトは、格安でAmazonレビュー評価も4.4で上位に常にランクインしている商品です。
人気商品の為、Amazonで欠品している場合は、楽天市場の店舗の在庫をチェックしてください。
Amazonからは、商品パッケージに直に配送ラベルが貼られて届いたので、開封するまで不安ではありましたが、商品はしっかりとした梱包状態で保護されていて問題ありませんでした。
パッケージ内容は下記になります。
・LEDバーライト
・TYPE-C ナイロン製ケーブル(2m)
・グリップ
・調節用の予備クリップ
取扱説明書も、文字は小さいですが日本語で問題ありません。
LEDバーライトには、100個のLED精密電球が使用されています。
本体表面は丸みを帯びたブラックのマット調デザインで高級感があります。
デザインについては、LEDバーとタッチパネルの配置など、BenQのScreenBarとかなり似ていると感じました。
本体上部に操作パネルが配置されており、タッチセンサー式で感度も良いです。
組立は簡単、グリップ部にLEDバーをはめ込み、バー後部のTYPE-Cケーブルの差込口にケーブルを差し込んで完成です。
ただ、グリップにLEDバーをはめた状態でライトの角度を変える際にバーを回転させるのですが、ちょっと硬い感じがします。
USB-Cケーブルは、2mの長さがありナイロン製で耐久性も良さそうです。
操作パネルには、右から点灯・消灯ボタン、自動調光モードボタン、無段階・色温度調光ボタン、無段階・輝度調光ボタンが並び、上部に自動調光センサーも配置されています。
グリップ部のおもりの重さも十分で、安定した設置が出来ます。
グリップをモニター上部に引っ掛けるだけですが、モニターの厚みによって付属の予備グリップで調整も可能です。
筆者のモニターは24インチですが、厚みが1.5センチ程度なので予備グリップは使用しませんでした。
LEDバーの長さは、52センチと長く、モニター横幅にぴったりのサイズで、上部に引っ掛けた状態でモニターと一体感があり全く気になりません。
スイッチを入れて点灯すると、かなりの明るさです。
照射範囲を計りましたが、約縦50センチ、横80センチと手元はもちろん、広範囲を明るく照らしてくれます。
筆者のデスクは、幅120×奥行70センチですが、ほぼテーブルの全体を明るくできている状況です。
部屋の照明を消灯した状態でも、十分な明るさで、モニターに光の映り込みも無く、業務に集中できて効率が上がりそうです。
今まで置くスペースと角度で悩んでいたデスクライトの使い勝手とは雲泥の差です。
Quntis ScreenLinear L206 PHX003-L SWのAmazonのカスタマレビューでは4.4ポイントの高評価となっています。(2023年10月)
Quntis デスクライト モニターライト バーライト 51cm 無線リモコンモデル L206 Pro
L206モデルがバージョンアップして、無線リモコン・無段階調光・自動調光機能を搭載したQuntis L206 Proが人気上昇中です。
L206モデルと比較してバーライト横幅が52cmから51cmになり、曲面モニターにも対応しています。
Quntis L206 Pro Led デスクライトは、無線リモコンで自由自在に照度(Max 2000 Lux)と色温度(3000-6500K)を無段階調整できるようになりました。
モニターライトの王道、BenQ ScreenBar Halo モニターライト スクリーンバーに対抗したモデルと言えるでしょう。
BenQの無線コントローラーモデルが19,900円なので、価格も7,000円代とかなり魅力的です。
Quntis ScreenLinear L205 40cm モニターライト
Quntisの52cmはサイズが大きい場合は、40cmのL205モニターライトがおすすめです。
15~22インチのモニターのぴったりです。
自動調光と手動調光の場合、3種類の照明モードを選択可能です。
・昼白色6400K:明るくて仕事の効率アップ
・昼光色4200K:中性的な色温度で読書に最適
・電球色3100K:柔らかい光で映画に最適。
Amazon 利用者レビュー評価も4.4と、とても高い評価となっています。(2023年10月)
価格も5,000円以下でリーズナブルですね。
BenQモニターライト 人気モデル
モニターライトの王道 BenQ ScreenBar
今回の比較対象は、モニターライトの王道をゆくBenQ ScreenBarです。
Amazon購入レビュー評価が4.7で、品質に妥協のないこだわった完璧なライトとして、顧客満足度の高い商品となっています。
BenQのScreenBarは、長さは45センチとQuntisと比較して約7センチほど短いです。
スイッチパネルもQuntis同様タッチパネル式になっています。
大きな違いは、自動調光機能の差です。
BenQは色温度、明るさの両方の調光可能なのに対して、Quntisは、明るさのみの自動調整となっています。
また、BenQの色温度調整が14段階に対してQuntisが4段階、BenQの明るさ調整が8段階、Quntisが4段階となっており、BenQ製品の方が細かい切り替えができます。
(BY BenQ)
ただ、自動調光機能を利用するのであれば、明るさを細かく調整する必要性をあまり感じません。
また、14段階の調整が出来ますが、今の設定が何段階なのか、わからないのも難点です。
USB-C typeケーブルが1.5mの長さも、接続場所によっては、少し短いかも知れません。
BenQ ScreenBar Halo モニターライト スクリーンバー 無線リモコンモデル
ScreenBar Haloは、無線リモコンで自由自在に照度と色温度(2700-6500K)を調整可能、曲面モニターにも対応しています。
Haloは、新たな背面照明機能【間接照明モード】により、モニター画面とその周辺の光のコントラストを調整することが出来ます。画面への映り込みを軽減する効果があり、Quntisには無い機能で一歩先をいっています。
人気のモニターライト比較表
上記で解説したスタンダードなモニターライトと、無線リモコンでコントロールできるモニターライトの比較表を作成しました。
それぞれのスペックを比較しながら自身に合ったモデルを選択しましょう。
リモコンなし スタンダードモデル 比較表
リモコンなしのスタンダードモデル2製品について、BenQ VS Quntis比較表を作成しましたのでご参照下さい。
メーカー | Benq | Quntis |
商品画像 | ||
製品型番 | ScreenBar | ScreenLinear L206 |
バーの長さ | 45センチ | 52センチ |
対応モニターの厚み | 1-3㎝ | 0.7cm~3.5cm |
対応モニターサイズ | 17~29インチ | 22~29インチ |
操作方法 | 本体タッチ式 | 本体タッチ式 |
自動調光機能 | あり (色温度、明るさ調光可能) | あり (明るさ調整のみ) |
色温度調整(手動) | 2700-6500K(14段階) | 3000-6500K(4段階) |
明るさ調整(手動) | 8段階 | 4段階 |
光度 | 中心1000Lux、全範囲500Lux | 700Lux |
照度範囲 | 30x60cm(500Lux) | 50x80cm(筆者測定) |
CRI(演色性) | Ra>95 | Ra>95 |
消費電力 | 5W | 5W |
USBケーブル長さ | 1.5m | 2m(ナイロン) |
材質 | アルミニウム合金 ポリカーボネート | アルミニウム合金 ポリカーボネート |
本体重量 | 0.53kg | |
本体カラー | ブラック | ブラック |
販売価格(税込) | 12,900円 | 5,680円 |
無線リモコン 対応モデル 比較表
メーカー | Benq | Quntis |
商品画像 | ||
製品型番 | ScreenBar Halo | ScreenLinear L206 Pro |
バーの長さ | 50センチ | 51センチ |
対応モニターの厚み | 0.7-6㎝ | 0.3cm~6cm |
曲面モニターの厚み | 1.6-4.2㎝ | 0.3cm~6cm |
対応モニターサイズ | 22~29インチ | 22~29インチ |
操作方法 | 無線リモコン | 無線リモコン |
自動調光機能 | 周囲の明るさで自動的に500ルクスに調整 | 明るさ5~100%無段階調光 |
色温度調整 | 2700-6500K(無段階) | 3000-6500K(無段階) |
照度 | 中央照度800ルクス(照射面から45㎝の場合) | 1200Lux、Max 2000 Lux |
照度範囲 | 63cm x 40cm(500Lux) | ー |
CRI〈演色性) | Ra>95 | Ra>95 |
消費電力 | 6.5W (最大) | 5W |
USBケーブル長さ | 1.5m | 1.8m |
材質 | アルミニウム合金, PC/ABS樹脂 | アルミニウム合金 ,ポリカーボネート,ABS樹脂 |
本体重量 | 0.8kg | 0.57kg |
本体カラー | グレー | ブラック |
販売価格(税込) | 19,900円 | 8,380円 |
ノートPC専用モニターライト
デスクトップモニター用のライトを紹介しましたが、ノートPC専用のモニターライトもQuntisから販売されています。
価格も3,980円とお手頃でAmazonレビュー評価が4.3と高評価の商品です。
バーライトの長さは、26cm、重さは185gと超軽量。
調光は、手動、自動の2種類で、手動の場合、3000k-6500kの4段階切替が可能です。
取付は、PCモニターの上部を挟むクリップ式です。
モニター上部にカメラが付いている場合は、干渉してしまうのでオンライン会議時には外す必要となります。
手元と画面のみを照れしてくれるので、目の疲れが軽減され作業効率が上がります。
店頭展示コーナーで実物を確認
モニターライトを実際に見てみたい場合は、量販店にも展示コーナーを設置している店舗もありました。
こちらは、ヨドバシカメラさんです。
ただ、今回紹介したBenQとQuntisの扱いなく、商品の展示数はあまり多くありませんでした。
モニターライトの設置状態や使用感など参考にはなるかと思います。
また、モニターと同時購入で割引のキャンペーンなどを実施していることもあるようなので、量販店に行かれる際はチェックしてみてください。
まとめ
この記事では、人気のモニターライト2製品について解説しました。
モニターライトを購入した方のレビューでは、「デスク周りがすっきりした」「仕事環境が改善した」「目の疲れが軽減された」と高評価が多いです。
デメリットとしては、WEBカメラと干渉する場合があるのでモニターライトの上にWEBカメラを設置するなど工夫が必要とのレビューも目にしましたが、概ねデスクライトから買い替えて満足している方が多いですね。
BenQ ScreenBarとQuntis ScreenLinerの大きな違いと言えば、BenQ ScreenBarの方が自動調光機能が色温度、明るさ両方の調整が可能、段階調整が豊富に用意されている点です。
価格が1万円以上でも、細かい調整機能が必要だという方は、BenQ ScreenBarをおすすめしますが、
自動調光機能をスイッチオンにして、その後は明るさの段階調整はほとんどしないという方は、コスパの良いQuntis ScreenLinearで十分かと思います。
手元ですぐに明暗調整をしたい方は、無線リモコンモデルがおすすめです。
無線リモコンモデルもBenQの半額以下で購入できるQuntis L206 Proがコスパ最強モデルでしょう。
モニターライトを利用することで、デスクスペースが広がり、パソコン作業時の目の負担を軽減するなどメリットがたくさんあります。
筆者は、モニターライトの快適さを体感して、パソコン作業時の必須アイテムとなりました。
目の疲労も、モニターライト使用前に比べると格段に軽減されています。
あなたもデスクライトからモニターライトへ移行して、快適なテレワーク環境を実現してみませんか。
きっと集中力がアップして業務効率があがると思います。
以上、「人気のモニターライト 比較 レビュー BenQ vs Quntis」でした。