ノートPC 充電器対決!Anker VS CIO 選ぶならどっち?
会社の往復、パソコンをバックバックに入れて通勤している方も多いと思います。
パソコンを持っての移動では付属の充電器も持ち歩かなければなりません。
パソコン付属の純正充電器は重くケーブルも嵩張りますよね。
必需品の充電器ですが、純正品じゃなくても使える高出力の充電器があることをご存じでしょうか?
それは、PD(Power Delivery)充電器です。
高出力なのに加え、コンパクトで軽量なので持ち運びもラクラク。
そんな便利な充電器があるなんて筆者も早く購入すれば良かったと後悔しました。
充電も早いしケーブル本数も減少、バッグも軽くなって良い事尽くめです。
この記事では、パソコンもスマホも充電できる高性能な充電器について解説します。
パソコン付属の充電器と電源ケーブルを持たずに通勤したい、スマホもタブレットも1台の充電器で充電したい方は、是非、参考にしてください。
PD充電器を購入した理由
筆者はiPhone15を購入した事で、TYPE-C対応の充電器を探していたのですが、どうせならパソコン、スマートフォン、タブレットも充電できる急速充電器が欲しくなりました。
- ノートPC付属の充電器・電源ケーブルを持ち歩きたくない
- スマホ、タブレットをTYPE-C規格で充電したい
- パソコンの充電もできる充電器が欲しい
- コスパの良い充電器が欲しい
- TYPE-Aのアクセサリーも充電したい
この全てを解決してくれるPD充電器を購入しました。
PD充電器の特徴とメリット・デメリット
パソコンを充電できる高出力の充電器はPD充電器と呼ばれています。
USB PDとは「USB Power Delivery(パワーデリバリー)」の略で、USB Type-C端子に対応した効率的かつ高速に給電を行える規格の事です。
PD充電器の特徴とメリット、デメリットを解説します。
- PD(Power Delivery)技術を搭載しており、高速充電が可能。
- USB Type-Cポートを使用して、多様なデバイスを充電できる。
- スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなど、さまざまなデバイスに対応。
- 複数の出力ポートを備えたモデルもあり、複数のデバイスを同時に充電可能。
メリット | デメリット |
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急速充電が可能なため、デバイスの充電時間が大幅に短縮される。 USB Type-Cポートを利用することで、デバイス間の接続がより簡単になる。 ノートパソコンなど大容量デバイスも充電できるため、移動中の充電に便利。 | 一般的な充電器よりも価格が高い 急速充電により、一部のデバイスのバッテリー寿命が短くなる可能性がある 急速PD充電に対応した充電器、ケーブル、デバイスの3つが必要 |
上記のデメリットを認識し、以下のポイントに注意してPD充電器を使用しましょう。
- 充電中に充電器が高温になる場合があります。過度な高温環境では、使用を中止する。
- デバイスのバッテリーを過放電させない。0%になるまで使い切らない。
- 充電しながらスマホを使用しない。充電と消費の両方でバッテリーに負荷がかかる。
Anker とCIO どっち?
充電器と言えば最近、AnkerとCIOが人気を集めています。
ノートパソコンが充電できるPD充電器を探している際、筆者は下記の商品を候補にしていました。
いずれも65W出力クラスで軽量コンパクトな人気商品です。
どっちが良いのか迷ってしまいますね?
結論として、筆者はCIO NovaPort TRIO 65W GaN充電器を選択しました。
その理由を詳しく比較解説します。
メーカー | CIO | Anker |
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商品名 | CIO NovaPort TRIO 65W GaN充電器 | Prime Wall Charger |
商品画像 | ||
型番 | CIO-G65W2C1A-N | A2669 |
出力 | 最大65W | 最大67W |
半導体 | 窒化ガリウム(GaN) | 窒化ガリウム(GaN) |
PPS | PPS対応 | PPS対応 |
ポート数 | 3ポート | 3ポート |
ポート種類 | USB-C x 2ポート・USB-A x1ポート | USB-C x 2ポート・USB-A x1ポート |
入力 | 100V-240V 50/60Hz 2.0A | 100V-240V 50/60Hz 1.8A |
サイズ | 約59 x 43 x 28mm | 約50 x 40 x 39mm |
重さ | 約96g | 144g |
カラー | ブラック・ホワイト | ブラック・ホワイト |
保証 | 1年+延長1年(要会員登録) | 24ヵ月+6ヵ月(要会員登録) |
価格(税込) | 6,569円 | 8,490円 |
以下にそれぞれの充電器の特徴とメリット・デメリットをまとめましたので是非参考にしてください。
CIOの特徴とメリット・デメリット
CIOは、2017年に大阪で創業、スマートフォンアクセサリ関連を中心としたデジタル製品の企画・開発・販売で急成長している日本企業です。
クラウドファウンディングを活用して新製品を投入するなど、多くのファンから支持されています。
また、CIO製品への買い替えを条件に、使用しなくなった、寿命を迎えたモバイルバッテリーの無料回収、割引購入クーポンの発行を行うモバイルバッテリー回収サービスを2023年に開始するなどSDGs持続可能な社会を目指して取り組んでいます。
国産企業としての安心感、ユーザーの声を取り込んだ製品開発など今後も目が離せない応援したくなる会社ですね。
メリット | デメリット |
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重さ96gとAnkerより軽量コンパクト Nova Intelligence(電力自動振り分け機能) 表面がシボ加工で傷がつきにくく、目立ちにくい 単ポート最大65W出力 PPS対応 安心の日本企業 | Ankerよりやや奥行がある 3ポート使用時、出力が最大60Wに (USB-C1+C2=45W/USAB-A=15W) |
Nova Intelligence(電力自動振り分け機能)
USB-Cの2台同時充電時は、デバイスの組み合わせにより、65W以内で最適な出力に自動振り分けしてくれます。
この機能により最適な出力でデバイスを最短で充電することが可能です。
Novaintelligence機能は、USB-Cポートのみ対応しています。
ユーザーの口コミ
良い口コミ
Amazon
- 日本製でコンパクトなのが特にお気に入り。充電速度も申し分ないです。
- 傷がつきにくいです
- 見た目も可愛いしコンパクトで他のコンセントにも干渉しないし本当に軽い
- パソコンもこれ一台で充電でき、最高です。
- アンカーを愛用してきましたが、ひとまわり小さくて、持ち運びに最適です
- CIOサポートに連絡するとすぐに代替品を手配してくださり、スムーズに交換ができた
悪い口コミ
Amazon
- フルパワーを長時間発揮したときに本体が結構熱くなります。
- 挙動がおかしくON/OFFを繰り返す
- 充電ができたりできなかったりを繰り返す。
- 真ん中の差し口が斜めになっていて抜き差しが難しく、使う前から壊れていた
- PCの給電に使用していましたが突然機能しなくなりました
Ankerの特徴とメリット・デメリット
Ankerは、2011年に中国の深センで創業、充電器、ケーブル、ポータブルバッテリー、スピーカー、イヤホン、カーチャージャーなど、幅広い製品を展開しています。
特に、急速充電技術や高容量バッテリーを搭載したポータブル充電器は、消費者に人気があります。
製品の品質管理に厳格な基準を設け、製品テストや耐久性の向上に力を入れています。
最大30ヵ月の延長保証の付帯サービスなど自信作を世に送り出しており、Amazonの充電器ランキングでは、常に上位にランキングしています。
メリット | デメリット |
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奥行が短く壁などに差しやすい PowerIQ 4.0搭載でデバイスへの出力を最適配分 単ポート最大67W出力 PPS対応 保証期間が最大30カ月(要会員登録) | 重さ144gでCIO NovaPortより重い 高出力ポートが固定(PCとスマホ差込口) 自動振分機能はなし 価格が高い |
ノートPCを充電できる人気のPD充電器ですが、詳しく調べてみるとCIOの方が軽量コンパクト、価格、機能面でもメリットがあることがわかりました。
ただ、Ankerのデザインもかっこいいので最後まで悩みました。
ユーザーの口コミ
良い口コミ
Amazon
- 大きさと性能のバランスがとても良好
- 3ポートで同時充電できて、さらに充電速度も早く旅行に行く際も便利だと思います
- ノート1台とスマホ位しか同時充電しないって人はこの製品が最適だと思います
- 小型なので狭い空間でも設置できて、買ってよかったです
- 充電スピードが早いです。少々高めてすが、性能は抜群です
悪い口コミ
Amazon
- 充電のワット数がすぐに落ちる
- 出張用に購入しましたが思ったより重かったです
- 一晩コンセントにさして充電しましたが全く使えません
- 相性問題かもしれませんが、NECのPCは充電できませんでした
- 3つあるポートの間隔が狭く、ヘッドの大きめなタイプCケーブルを挿すとヘッドが干渉し、しっかり差し込むことができません
PD充電器の選び方
PD充電器を選ぶ際にチェックすべきポイントを以下にまとめました。
自身の使い方に合ったPD充電器選びの参考にしてください。
- 出力パワーの確認
PD充電器の出力パワー(Watt)を確認し、充電したいデバイスに適したものを選びます。一般的に、より高い出力パワーの充電器は充電が速くなります。PC充電するなら単ポートで45W出力できる充電器を選びましょう。 - 対応デバイス
自身が充電したいデバイスに対応しているかPD充電器が対応するデバイスを確認します。USB Power Delivery(USB PD)技術を搭載したデバイスと互換性があることを確認します。 - ポートの数
使用するデバイスの数に合わせて、充電器に搭載されたポートの数を確認します。TYPE-A対応アクセサリーを使用しているならTYPEC2ポート、TYPE-A1ポートの3ポートタイプ、TYPE-Aが必要なければTYPE-C 3ポートがおすすめです。 - 安全性と耐久性
PSEマーク取得、安全性が確保された認証された製品を選びます。過電流保護や過熱保護などの安全機能が搭載されているかどうかを確認します。 - ポータビリティ
小型&軽量が重要。
旅行や外出先で使用する場合は、コンパクトで持ち運びしやすい充電器を選びます。折りたたみ式のプラグも確認必須。 - ブランドとユーザーレビュー
CIO、Ankerなど信頼できるブランドから製品を選ぶことで品質や信頼性が確保されます。また、他のユーザーのレビューや評価も参考にします。 - コストパフォーマンス
自身の充電したいデバイスの必要最低限の出力性能があれば十分です。
充電器の価格を比較し、コストパフォーマンスを考慮します。
使用するケーブルをチェック
PD充電器の利用には、PDに対応した充電器、ケーブル、デバイスの3点が必要です。
高出力なPD充電器でもPD充電に対応しているTYPE-Cケーブルを使用しないと出力が低下してしまいます。
65W以上以上に対応しているケーブルか確認しましょう。
ケーブルは、下記の製品がおすすめです。
柔らかい質感のシリコン製のケーブルで絡みにくく、耐久性も抜群です。
CIO シリコンケーブル 液晶ディスプレイ搭載 USB type-C 充電ケーブル 100W対応
CIOのケーブルは、充電速度をリアルタイムで確認できる液晶ディスプレイを搭載しています。
iPhone充電時に「PD」といった急速充電表示が出たり、充電出力状況を確認することが出来る優れもの。
PD 急速充電 100W 対応で様々な機器を安定して充電することが出来ます。
Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C シリコンケーブル 100W対応
最大出力100Wの高出力で、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC等のUSB-C端子機器にフルスピード充電が可能です。
ケーブルのカラーバリエーションも7色と豊富、最大24ヶ月保証も魅力です。
まとめ
この記事では、ノートPCを充電できる65W以上のPD充電器について解説しました。
PD充電器ならパソコン、スマートフォン、タブレットまで1台で同時に高速充電が可能になります。
さらに何より、軽量コンパクトなので通勤、通学でパソコンを常に持ち歩く方には、軽量、コンパクトなPD充電器が一押しです。
ノートパソコン付属の充電器と電源ケーブルを持ち歩くストレスから解放され、快適なスマートライフを実現しましょう。
是非、この機会にPD充電器をゲットしてください。
以上、「ノートPC 充電器対決!Anker VS CIO 選ぶならどっち?」でした。